言葉を持たない動物たちにも、その仕草や目の輝き、鳴き声、吠え方から、伝えたいことがたくさんあります。
それは、私たち獣医師、動物ケアスタッフの知識と経験の成せる、
時には飼い主さんでも気づかない患者さんの声を聞く技術です。
そんな私たちは毎日、ここ札幌市を中心に北海道各地にて、動物たちの心と身体のケアに取り組んでいます。
本院について
医院名 | 中の道動物病院≪本院≫ |
---|---|
所在地 | 北海道札幌市東区北17条東7丁目2番22号 |
電話番号 | 011-722-3456 |
従業員数 | 獣医師4名(苫小牧兼務1名)・愛玩動物看護師7名・動物ケアスタッフ3名・看護助手6名・トリマー2名(愛玩動物看護師兼務1名)・受付5名・事務2名 |
駐車場 | 14台 |
入院設備 | あり |
診察時間/休診日 |
|
保険 |
|
診療科目 | 内科、外科、健康診断、各種ワクチン接種、フィラリア症・ノミ・マダニ予防、繁殖、出産相談 |
クリニック紹介
診療時間表
時間
曜日
|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
16:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
12:00~16:00は手術時間
設備紹介
ICU(集中治療室)
酸素濃度、温度調整を行うことができるため、動物の治癒力を高める働きがあります。
超音波画像診断装置
(エコー)
超音波を発生させ、その反響を映像化する画像検査法を用いて、身体の中の様子を可視化します。
内視鏡
細長い管の先端部に取り付けられたカメラを挿入することによって、身体の内部を光学的に観察できます。
免疫診断装置
複数の抗原に対応できる検査機器です。検体を滴下した専用試薬をセットするだけで自動判定を行います。
顕微鏡
糞便検査、細胞検査などを行い、細胞の状態を調べます。
酸素濃縮装置
貧血や低血糖など、より多く酸素を必要とする場合に利用します。
ホルマリン滅菌機
手術器具を滅菌する機器です。高気圧蒸気滅菌器では割れたり溶けたりして使用できない器具も滅菌できるのが特徴です
全自動血球計算機
血液中の赤血球数・白血球数・ヘモグロビン濃度・白血球5分類値などの血液パラメータを測定し、細菌感染の診断や治療効果の確認を行うことが出来ます。
生理検査機
血液中の化学成分を正確かつ高精度で定量できる機器です。
診療について
≪ペット保険の対応について≫
当院ではアニコム損保、アイペット損保をご利用いただけます。来院の際には診療前に受付までご提出ください。
窓口精算ができない場合、その他ペット保険会社さんをご利用の場合は明細書を発行いたしますので受付までお伝えください。
≪フードなどの物品の購入やお薬のみご希望の場合≫
お受け取りもご注文のお電話も診察時間内でお願いしております。
注文してから日数を要する場合がありますので、早めのご注文をお願いいたします。
≪避妊・去勢手術について≫
事前に血液検査や診察が必要です。
手術するにあたって、混合ワクチン接種済みであることも条件となります。
手術は前日までの予約制です。1日に受けられる件数に限りがありますので早めにご予約をお願いいたします。
詳細は診察時や来院時にお問合せ下さい。
≪手術・入院について≫
手術については事前に担当獣医師より詳しいご説明があります。入院時には内金を入れて頂いております。
入院・手術費用は退院時にお支払い頂きます。クレジットカード各種ご利用できます。
≪ご面会について≫
ご面会時間は15時から18時までとなっております。入院時の様子伺いのお電話もこの時間帯でお願いしております。
≪予防診療≫
- 【フィラリア症・ノミ、ダニなどの予防】
毎年5月末~10月末の時期で予防をお勧めしています。きちんと投薬すれば防げる病気です。 - フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。
犬糸状虫とも呼ばれ、肺動脈や心臓に寄生して、全身の血液循環や内臓にも深刻な障害を与えてしまう虫です。
咳が出る、息切れ、疲れやすいなどの症状がみられたら、早めにご相談ください。
- 【狂犬病注射接種】
- 犬の飼い主様は、犬を取得した日から30日以内に(生後90日以降から)、登録、鑑札の交付を受けなければならなりません。
狂犬病予防注射については生後91日以上から、毎年1回、狂犬病予防注射を受け、注射済票の交付を受けなければなりません。
犬の登録手続き及び予防注射実施に伴う狂犬病予防注射済票の即時発行を行っています。(所在地が札幌市内のみ即時発行)
継続の方は札幌市から送られてくる通知書をご持参ください。
※札幌市外の方は所在地の市町村での手続きが別途必要となります。
ワクチン接種について
≪混合ワクチン接種≫
- 定期的なワクチン接種で、伝染病を予防しましょう。
- 子犬、子猫は生後2~3か月経つとお母さんからの免疫力も下がります。
この時期、ワクチンによる効果を得るためにも、子犬は3~4週間間隔で3回、子猫は3~4週間間隔で2回、ワクチンを接種しましょう。
- 猫…3種混合ワクチン
- 犬…2種、5種、6種、8種混合ワクチンを取り扱っております。
犬の混合ワクチンで予防できる伝染病
2種ワクチンで予防できる感染症
- 犬ジステンバー
- 犬パルボウイルス感染症
5種ワクチンで予防できる感染症
- 犬ジステンバー
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- 犬アデノウィルス2型感染症
- 犬パラインフルエンザウィルス
6種ワクチンで予防できる感染症
- 犬ジステンバー
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬コロナウィルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- 犬アデノウィルス2型感染症
- 犬パラインフルエンザウィルス
8種ワクチンで予防できる感染症
- 犬ジステンバー
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬コロナウィルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- 犬アデノウィルス2型感染症
- 犬パラインフルエンザウィルス
- 犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー型)
- 犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型)
犬ジステンバー・・・死亡率の高い病気です。
元気や食欲がなくなり、くしゃみや咳、高熱、目ヤニ、鼻水、嘔吐や下痢も。
また、病気が進行すると神経系が侵されるので、麻痺などの後遺症が残る場合もあります。
鼻や肉球(パッド)の皮膚が固くなる(ハードパット)症状もこの病気の特徴です。
犬パルボウィルス感染症・・・死亡率の高い病気です。
感染力が強く、食欲がなくなり急激に衰弱していきます。
激しい嘔吐と血様下痢を起こす腸炎型と、心筋炎を起こし突然死する心筋型があります。子犬が感染して発症すると症状が重くなることが多いです。
犬伝染性肝炎
名前の通り肝炎を主とした症状を示し、元気喪失に食欲低下、発熱、腹痛、下痢、嘔吐で、ぐったりしてくることも。眼が白く濁ってくる場合もあり、子犬が感染すると死亡率が高いことも。
無症状で突然死することもある感染症です。
犬アデノウィルス2型感染症(犬伝染性咽頭気管炎)
症状は「ケンネル・コフ」の原因のひとつで、乾いた発咳を主症状とする感染力の強い呼吸器の病気です。肝炎は引き起こさず、発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水などがみられることもあります。
他の病原体との混合感染により症状が重くなり、肺炎を引き起こしてしまうこともあります。
犬パラインフルエンザウィルス感染症
症状は犬アデノウィルス2型感染症と同様に乾いた咳を主症状とする感染力の強い呼吸器の病気です。
他の病原体との混合感染により症状が重くなり、肺炎を引き起こしてしまうこともあります。
犬コロナウィルス感染症(CCV)
感染力が強く、下痢、嘔吐を引き起こします。
犬パルボウイルスとの混合感染により症状が重くなることもあります。
犬のレプトスピラ感染症・・・死亡率の高い病気です。
レプトスピラと呼ばれる細菌の感染により起こる病気で、これに感染したネズミなどの感染した動物の尿が感染源となります。
無症状の場合はそのまま自然治癒する場合もありますが、出血型では粘膜の点状出血や下痢、嘔吐がみられます。
黄疸型では黄疸や出血症状、血尿がみられます。
猫の混合ワクチンで予防できる伝染病
3種ワクチンで予防できる感染症
- 猫ウィルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
猫カリシウィルス感染症
この病気にかかる猫は非常に多く、風邪症状によく似た鼻水、くしゃみ、発熱などがみられます。
また、重症化すると口腔内に潰瘍、水疱ができ肺炎を起こすこともあるほか、関節や筋肉の痛みから跛行になることもあります。子猫の場合は他の病気との合併症によって悪化し、死亡することも。
猫との接触による感染がほとんどですが、飛沫感染・空気感染や手、衣服、食器などから感染することもあります。
猫ウィルス性鼻気管炎
風邪によく似たくしゃみや鼻炎、発熱などのほか結膜炎や角膜炎が見られます。重症になると死亡することもあります。
猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)・・・死亡率の高い病気です。
子猫では食欲・元気喪失、発熱、下痢、嘔吐などの症状がみられることもある死亡率の高い病気です。
妊娠中の母親が感染すると流産を起こすこともあります。